退院してから

11月2日から退院してから、17日目。両側性の難聴病名が「ANCA血管炎中耳炎」.

聞いたことがない病名であって、「?」である。中耳炎と言われても一度もなったことがないため分からない。ただ、感音性の軟調ではない模様。確かに補聴器を付けたら以前とほぼ同じ裸耳のときと同じ聞こえ方である。昨年のこの時期は今の会社ではなかった。9月にはやめさせてもらおうと思っていたが、会社側は、「あなたは契約社員なので12月末までは在籍してください。ただし、傷病手当は会社から出します。」ということで給料の保険などを差し引いた6割の給料を頂いた。難聴であることとⅠ型糖尿病、甲状腺機能亢進症を伝えて入社していた。ただ今治療しての聞こえと昨年在籍していた会社での聞こえは今のほうがより聞こえが良いと思う。(今は100DBになる前の補聴器の調整音のため再来週調整してどうなるか)

昨年のときの聴力は最悪。近場でしゃべられても聞こえず、外での仕事の時もほぼ早く時間が過ぎればよいと思っていた。車の中でも会話、喫煙所での会話など苦しくて悲しかった。みんなと色々話したかったが、聞き取りがほぼできないため必要最低限のことしか話さなかった。あとは聞こえたふりをしないと3,4回と繰り返し聞いて最終的に「こいつと話したら疲れるから」と思われるのがつらかった。若いこと現場仕事したときなんかも、聞こえていないから「いやみ」や「馬鹿にした暴言」さらには切れて年上に上から目線で切れたしゃべり方をされた。

 また、自分の上司と現場や打ち合わせに行ったときに運転中に話しかけられて聞こえていなかったとき、聞こえていなかったため話すこともきつかった。現場仕事では他の人と仕事をした時の自分の対応をかなり厳しく怒られ、最終的には殴られたり、暴言を吐かれ、しまいには「お前の性格がおかしいのではないか」や耳が聞こえないことに対し「お前聞こえんとはこの職業では致命傷やぞ」と言われた。その聞こえないことのストレスとパワハラにより9月にやめる決心をしていた。

 聞こえが1年で約20DB落ちていた。個人の耳鼻科で運動やストレスで一時的に回復したときがあったから「会社を変えて環境を変えればよくなるだろう」という結論もあり以前いた会社に戻ってきたわけである。しかし、「ANCA血管炎中耳炎」の原因は甲状腺機能亢進症で服用していた「チウラジール」の副作用が濃厚であると診断書を書いてくれた医師が言っていた。この原因はとても珍しく「チウラジ-ル」の副作用はネットで見た限りかゆみや高熱、移動性の関節痛、黄疸などの症状があるというのを見た。

自分は今、甲状腺機能亢進症の症状があるといえばあったのかなあと思うくらいであったが、FT3,FT4の数値がかなり高かった。先週の結果などでは安定しているとのことである。ただ、メルカゾール、チウラジールとも副作用があるため、放射線治療か手術の2択しかないと内科の医師より伝えられた。年月を重ね年老いた時にするとなればまた違う病にかかっていたらそれこと難しくなると思われ、今月の27日から約1週間入院し手術をすることにした。気持ち的には首にある甲状腺を取るわけであるが、手術は生まれて初めてなため不安。しかも、仕事を今2か月くらい休んでいる。金銭面でも厳しくなんか生きていく自信がなくなってきた。